【目から鱗】-5%ルール投資法実践します

-5%ルール投資法

アメリカ株投資は今年で4年目になります。

有名な株式投資の本も主なものは読みましたし、金融相場→業績相場→逆金融相場という相場の循環もひととおり経験しました。

いろいろな投資本を読み、個別株投資も経験した結果、インデックスの積み立て投資が投資のセオリーだという結論に至りました。投資法という点については思考停止に陥っていたと言ってもいいかもしれません。

先日、その考えを覆す投資法を知りました。
-5%ルール投資法というものです。

ここで説明を長々とするより、提唱者である【投資塾】のゆうさんの動画を見ていただいた方がいいかと思います。動画は前編と後編に分かれています。

まとめると、-5%ルール投資法というのは以下のような投資法です。非常にシンプルです。

  • 投資対象はインデックス
  • 金曜日の終値が前週終値よりも5%以上下落したら、週明けに買いを入れる。
  • 買い入れを行うのは週明けの月曜日もしくは火曜日のみ

非常に単純でシンプルな投資法ですが、シンプルであるからこそ、この動画で知った時は目から鱗でした。
投資判断をその時の相場状況や個人の感情に関係なく、機械的に下していくという点がこの投資法のミソだと思います。特に感情は合理的な投資判断を下す上で最大の弊害です。

さらに従来の積立投資と併用できるという点も素晴らしいと思います。

-5%ルール投資法は素晴らしいと思いますが、それでも積立投資にも優れた点があることに変わりはありません。積立投資を続けることで時間分散を図り、下落局面では-5%ルール投資法で機械的に買っていくという方法を採ろうかと思います。

どのように実践していくか

では、具体的にどのように実践していくかという話に移ります。

私は現在毎月、以下の4つの投資信託に積立投資を行っています。

毎月の積み立て合計金額は5万円です。こちらは今後も続けていきます。

さらに、娘のジュニアNISA口座でも毎年80万円分を積み立てています。こちらはSBI・VTI、SBI・S&P500、eMAXIS・NASDAQ100の3つの投資信託に投資をしています。

ジュニアNISAは来年いっぱいで廃止予定ですが、こちらもこのまま廃止まで続けます。

その上で、S&P500とNASDAQ100に連動する商品に-5%投資法で追加投資を行っていこうと考えています。

ただ、細かい点で少しアレンジを加えたいと思います。

NASDAQ100に投資する場合

NASDAQ100はS&P500よりも価格変動率の高い指数です。

先に挙げた【投資塾】ゆうさんのYouTube動画にはNASDAQ100バージョンもあります。

こちらの動画によると、S&P500とNASDAQ100で2003年1月から2021年7月までに-5%が出現した回数と出現確率は以下のようになっています。

つまり、S&P500は1年間(52週)あたり、1.2回出現するのに対し、NASDAQ100は1.8回出現するということになります。

なるべく2つの指数への投資を平等に配分したいので、NASDAQ100指数でS&P500での-5%と同じ程度出現する下落率を探りました。

結果、-6%という結論を得ました。
同じ2003年1月から2021年7月でNASDAQ100が-6%下落した回数と出現確率は以下のようになります。

52週あたりの出現頻度は1.3回とほぼS&P500の-5%と同じ水準になります。

NASDAQ100では-6%ルール投資法としたいと思います。

今は相場の先行きが見通しづらい時期です。

ネット上には色々な意見があります。

ある人はインフレの底が景気の底だから株価の底はすでに打った可能性が高いと言いますし、別の人はこれから景気後退に入るのだから株価の底はまだだと言います。

私には正直、どちらが正しいのかわかりません。

年末まではこのまま高く推移しそうですが、年明けに再び下落する可能性は十分にあると思います。

積み立てと-5%ルールを頼りに投資を継続していきます。


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