モデルナのコロナワクチンを接種してきました

取引先の会社の職域接種の対象に入れていただくことができ、昨日、新型コロナウィルスのワクチン接種をしてきました。

モデルナのメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンです。ちなみにモデルナのティッカーはMRNAですが、このティッカーはメッセンジャーRNAに由来するものだといいうことです。
アメリカの株式のティッカーってこういう洒落の効いたものが時々あります。

さて、ワクチン接種ですが、非常にスムーズでした。
身分確認や医師の問診を経て、注射を打ちましたが、私の感覚ではワクチン自体はインフルエンザワクチンなど、他の予防接種の注射とあまり変わりありませんでした。他の注射と比べてすごい痛かったという声をテレビで聞いたことがありますが、特に痛かったなどということは私の場合はありませんでした。

15分の経過観察で異常がないことを確認して接種は終了となりました。全体で2、30分程度だったでしょうか。

時間が経つにつれ、腕の痛みが増してきて、昨夜寝るころには腕を上げたり、腕を下にして横になると痛むような状態でしたが、寝られないほどの痛みではありませんでした。
今でも少し痛みがありますが、腕は上げられるようになりました。今のところ、腕の痛み以外の副反応はありません。

モデルナのワクチンなので2回目は4週間後です。

バイオ医薬品銘柄はハイリスク・ハイリターン

米国株ブログなので、少しアメリカ株に関連した話をしたいと思います。

昨年の5月、6月ごろはワクチン関連の銘柄が賑わっていました。
今回私が接種したモデルナやファイザーとワクチンを共同開発したバイオンテック(BNTX)などが話題になっていました。

昨年の4月からモデルナは約7倍、

バイオンテックは約5倍になっています。
コロナ前からホールドしている人はさらに大きな利益になっていることでしょう。

ただ、私がこれらの銘柄に投資できた可能性はほぼゼロだったかなと思います。

バイオ医薬品メーカーは研究開発費を投下して当たると利益は大きいです。今回のコロナ禍は世界中の人々が影響を受けたため、コロナワクチンは今後数年間にわたって両社に利益をもたらすことでしょう。

しかし、昨年の春先の時点ではワクチン開発がどうなるのか、非常に不透明でした。そもそもワクチンを開発することが可能なのか、可能であればいつごろになるのか、まったく見当もつきませんでした。
結果的には多くの人が思っていたよりも早く実用化に至ったと思います。

日本の一個人投資家が得られる情報は非常に限られていますし、バイオ医学に関する知識もありませんから、そもそも予想しろというほうが無理があります。
今風に言うと無理ゲーってやつです。古いかな(苦笑)。

そこがバイオ関連銘柄に投資する上で一番難しいところであり、リスクが高いところです。極端に言えば、半か丁かの世界です。

自然とバイオ関連は忌避するようになってしまいます。
ヘルスケアセクターではジョンソン&ジョンソンのような多角化した超大型株か研究開発費が比較的少なくて済む医療機器メーカーなどが投資対象になります。

株式投資のリターンの大きさは基本的に、負担するリスクの大きさに比例します。
モデルナに投資していれば7倍、バイオンテックなら5倍・・・というのは究極の結果論で、ワクチン開発前に投資するというのはその後のリターンに見合ったそれなりに高いリスクがあったということです。


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