引き続き好調を維持もAUMはマイナスにブラックロック決算 Q3

決算発表 10月13日
【決算概要】

株価：931.58ドル（10月26日終値）
2020年EPS：33.82ドル
2021年EPS（予）：38.7ドル
Q2時点：28.75ドル
2022年EPS（予）：41.99ドル

PER（実）：27.55倍　益回り：3.63%
PER（2021予）：24.07倍　益回り：4.15%
PER（2022予）：22.19倍　益回り：4.51%
過去10年平均PER：16.59倍　益回り：6.03%

業績自体は売上高、EPSともに市場予想を大きく上回る好調なものだったと思います。

運用資産総額（AUM）はコロナショックによる急落時を除き、過去2年以上に渡って伸び続けてきていましたが、今決算で伸びがストップしてしまいました。

わずかですが、前四半期からマイナスになっています。

資産フローの内訳を見ると、長期投資での資産は増加していた一方、2年以上ぶりにわずかな現金流出がありました。
それほど多くはありませんが、運用資産を解約して現金化した顧客がいたということになります。

さらに9月は株式市場が不調であったことも多少は影響しているかもしれません。

来期は業績のほか、この運用資産総額の伸長の流れが戻ってくるかも注目されます。

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