マイクロソフト 決算 Q2 株価急落でも依然PERは30倍台

マイクロソフト(MSFT)Q2

決算発表 1月25日
【決算概要】

株価:296.71ドル(1月24日終値)
2021年EPS:7.97ドル
2022年EPS(予):9.22ドル Q2終了時点:4.75ドル

PER(実):37.23倍 益回り:2.69%
PER(予):32.18倍 益回り:3.110%
過去10年平均PER:23.14倍 益回り:4.32%

【2022年Q3ガイダンス】
売上高:485億〜493億ドル 市場予想:482.2億ドル

株価は年初から-12%も業績は絶好調

相場環境悪く、年初から株価は軟調ですが、今回の決算もしっかりした内容でした。

マイクロソフトには3つのセグメントがあります。

Productivity and Business Processes・・・Word、ExcelなどのOffice製品やLinkedInなど
Intelligent Cloud・・・アジュールなどのクラウドサービスやサーバー向け製品
More Personal Computing・・・WindowsやXboxなどの個人向け製品

Q2の各セグメントの売上高は以下のとおりでした。

いずれのセグメントも2ケタ成長です。この規模の会社ですべてのセグメントが2ケタ成長というのは恐ろしいぐらいです。

特にクラウドのアジュールの売上高は前年同期比で+46%と高成長が続いています。

決算前にはゲーム大手のアクティビジョン・ブリザードの買収を計画していることが明らかになっています。
しかし、巨大ITへの風当たりが強い中で実現できるかはまだ不透明だと思います。先日はエヌビディア(NVDA)がアームの買収を断念したというニュースもありました。

年初から株式市場全体が軟調なこともあり、株価はさえません。年初来のパフォーマンスは-12%です。

とは言ってもまだ昨年秋の水準です。2021年初からは依然+36%高値の水準です。

今回も好決算だったこともあり、この先2月3月株式市場全体がグズグズしても下値は堅いかもしれません。

PERは株価が12%下落した水準でも30倍台です。この水準が安いと見るか、まだまだ下落余地があると見るのか難しいところだと思います。


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