雇用統計不調も株価上昇 相場反転のきっかけになりうる今後のイベント

先週末、毎月恒例の雇用統計の発表がありました。
結果は以下のとおり、あまり良い数字ではありませんでした。

【11月雇用統計 結果】

結果市場予想
非農業部門新規雇用者数24.5万人増46万人増
失業率6.7%(前月比0.2%減)6.7%

普通、市場予想が46万人増で結果が24.5万人増であればネガティブサプライズで株価は下落するはずですが、実際には上昇しました。

雇用情勢の悪化
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経済悪化懸念の増大
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議会の追加経済対策への期待増
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株価上昇

というのが株価報道で解説されているロジックです。

グチるつもりはありませんが、つくづく株価の報道における上昇・下落の理由づけは後付けなんだなと実感させられます。上がれば期待、下がれば失望です。

結果の理由付けがそんな調子ですから株価を予想しろというのは、どだいムリな話です。株価予想はいわゆる無理ゲーだと思います。

目先の展望

以前も記事に書きましたが、特にこの先数ヶ月の株価予想は本当に難しいと思います。

どこかで調整が入ると思っていますが、このままずるずると上がっていく可能性もゼロではないと思います。

調整が入る場合、きっかけとなる可能性のあるイベントが3つあると思います。

  1. FDAによるワクチン承認(12月10日ごろ)
  2. 議会による追加経済対策の成立(もしくは与野党協議決裂)
  3. バイデン政権への政権交代

株式市場には「期待で買って事実で売る」という格言があります。

今はワクチンと追加経済対策、2つに対する期待で買われている状況です。このうちのいずれかもしくは両方が実現したとき、相場の流れが売りに一気に傾く可能性はあります。

足元のアメリカのコロナの感染状況は非常に悪いです。先週、1日の死者数が3,000人に迫る日がありました。経済にとってクリスマス前は消費活動が1年でもっとも活発になる時期です。影響を受けやすい小売やサービス業のQ4(10-12月期)の決算は厳しいものになる可能性があります。

私の保有銘柄ではディズニー(DIS)やグッドアールエックス(GDRX)の次の決算は厳しいものになるかもと覚悟しています。
特にグッドアールエックスはIPOして間もない大事な時期ですから決算が悪いと大きく売り込まれる可能性があります。追加の買い増しも考えていましたが、次の決算まで待とうかと思っています。