いよいよ決算シーズン到来
アメリカでは今週（7月12日の週）から決算発表が本格化します。
いつものようにまずは銀行など金融株が決算発表を行います。
直近1ヶ月、株価はほぼ右肩上がりです。
先週、一時的に下がる場面がありましたが、よく言われる『市場がくしゃみをした』という状態だったのかなと思います。
S&P500は先週末に再び史上最高値を更新しており、7月はこのまま上を目指していくのではないかと思っています。
いずれの会社も業績は好調でしょう。市場もある程度はすでに好業績を織り込んでいると思いますが、好決算がさらに株価をもう一押しする可能性もあると思います。
⬆️はアメリカ国内の現預金の総計の推移を表したグラフです。2021年5月現在、19兆ドルというとんでもない額の現預金が市場には溜まっています。
もちろん、原因はFRBによる大規模金融緩和と政府による財政出動です。
現在でもFRBは毎月、国債800億ドルとMBS（不動産担保証券）400億ドルの資産を買い上げることで、計1,200億ドルもの資金を市場へ投下し続けています。
さらにパンデミック以降、トランプ政権とバイデン政権、2つの政権にまたがって計5回の財政出動により、約6兆ドルものお金が政府から市場へ供給されました。
この待機資金のうちの一部は、年末にかけて株式市場へ流入してくるでしょう。
よほどのブラックスワン出現のような出来事がない限り、1ヶ月、2ヶ月単位の短期の調整はあるにせよ、年末にかけて株価がコンスタントに下がり続けるという可能性は低いと思います。
7月13日（火）
ペプシコ（PEP）
JPモルガン・チェース（JPM）
ゴールドマン・サックス（GS）
7月14日（水）
ブラックロック（BLK）
バンク・オブ・アメリカ（BAC）
デルタ航空（DAL）
ウェルズ・ファーゴ（WFC）
7月15日（木）
ユナイテッドヘルス・グループ（UNH）
モルガン・スタンレー（MS）
ユー・エス・バンコープ（USB）
シンタス（CTAS）
※太字は私がウォッチしている銘柄です。リンクで前回の決算記事に飛びます。
名前：夏山繁樹
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