NASDAQ100の積み立て投資始めました

つみたてNISAではNASDAQ100連動の投資信託が対象になっていない

私は2018年からつみたてNISAを利用してアメリカ株と新興国株に毎月積み立て投資をしています。

アメリカのインデックス連動投信2銘柄と新興国インデックス1銘柄に11,111円ずつ計33,333円が毎月1日に自動的に買い付けられるようになっています。

毎月にしているのは、楽天証券で楽天カードを使って買い付ける場合、毎日や毎週の設定ができないためです。
以前、SBI証券でつみたてNISAの口座を運用していたときは毎週自動で発注される設定をしていましたが、楽天カードを利用する買い付けでは毎週の設定ができないため、毎月で設定しています。

今月9月1日買付分からNASDAQ100連動の投信への積み立ても始めました。

本来はNASDAQ100もつみたてNISAの枠内で積み立てたかったのですが、NASDAQ連動の投信はつみたてNISAの対象となっているものがなく、仕方なく特定口座で積み立てを行うことにしました。

毎月、S&P500連動の投信2銘柄に11,111円ずつ、計22,222円を投資していますので、NASDAQ100に関してもお同じく毎月22,222円を投資しようと思いました。

しかし、楽天カードを利用した買付の限度額が5万円で、すでにつみたてNISAで利用している額を差し引くと最大で16,667円までしか一度に買い付けができないので、とりあえず、16,667円を積み立てることにしました。

16,667円と一見すごく半端な金額に見えますが、実は12ヶ月積み立てると、毎年20万円になります。年単位で見ると非常にわかりやすい金額になるので、毎月16,667円で始めることにしました。

NASDAQ100に連動する3つの投資信託

投資信託を通じてNASDAQ100へ投資する場合、選択肢は3つになるかと思います。

ファンド名管理費用純資産額
iFreeNEXT NASDAQ100インデックス0.495%
358.4億円
eMAXIS NASDAQ100インデックス0.44%
177.14億円
インデックスファンドNASDAQ100(アメリカ株式)0.484%
138.8億円
※2021年9月8日現在

この3つのほかにも純資産額100億円を切るファンドがいくつかありますが、繰り上げ償還のリスクを考えると、あまり純資産額の小さなファンドを選ぶことは好ましくないと思います。

今回はこの中からeMAXISを選択しましたが、理由は単に管理費用が一番安かったからです。

純資産額を重視してiFreeNEXTを選んだり、リスク分散を目指して複数の投信に同額を投資したりしてもいいと思います。

株価が史上最高値圏にあるにもかかわらず積み立て投資を始めた理由

現在、S&P500、NASDAQ100ともに株価は史上最高値圏にあります。

アメリカ株はバブルだという声もあります。
個人的にはまだまだバブルの領域までは達していないと思いますが、こればっかりはわかりません。バブルの真っ只中にある可能性はゼロではないと思います。

ではなぜ今、つみたて投資を新たに始めたのかというと、それはバブルを懸念して投資の開始を見合わせることが機会損失につながると思うからです。

積み立て投資は個別銘柄をタイミングを見計らって買う一般的な株式投資とは性格の異なるものです。

最も大きく違うのは、時間を味方にすることができるということ。

今の相場がバブルであった場合、買い付けた資産の一部は結果として高値掴みすることになります。しかし、それはあくまでも資産の一部です。

毎月投資を1年12ヶ月、20年間続けるとすると、240ヶ月あります。

今から12ヶ月以内に暴落(この場合の暴落とは10%、20%程度ではなく、40%、50%以上の下落を指します)を迎えるとすると、高値で投資をしてしまうのは20年間の投資元本の総計のうち、最大でも5%です。

しかし、今後12ヶ月以内に暴落を迎えない可能性も一定の確率でありえます。

全体の資産のうちの5%の高値掴みを警戒して投資をせずにタイミングを見計らっていると、12ヶ月後、結果的に暴落は起きませんでした、ということになる可能性もあるばかりか、投資を見合わせることで12ヶ月の時間を味方につける機会を失うことになります。

株価がいつ暴落するかというのは、数多の経済評論家や経済アナリスト、プロの投資家と呼ばれる人たちがいろいろな予想をしていますが、必ず的中させられる人や方法は存在しません。

であるならば、思い立ったが吉日で今日から、今月から始めることが大切なことだと思います。そして、一度決めたら最低でも10年は決してそれをやめずに続けることです。

NASDAQ100の過去のリターンに関しては過去の投稿を参照ください。


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