【決算】ペプシコ Q2 コロナ禍でも48年連続増配

ペプシコ(PEP) Q2

決算発表 7月13日
【決算概要】

Q2(前年同期比)市場コンセンサス予想
売上高159.45億ドル(-3%)153.8 億ドル
EPS1.321.25
  • Q2はスナックの販売が立ち直りを見せ5%増の一方、飲料部門はコンビニやガソリンスタンドなど外出先での需要減がステイホームによる需要増加を打ち消してしまい部門全体では7%減
  • 3月、4月は世界的な経済活動の停滞による消費減退により悪影響を受けたが、5月、6月は世界的に経済活動が再開したことからパフォーマンスは回復してきている
  • 2020年度を通して、55億ドルの配当と20億ドルの自社株買い、計75億ドルの株主還元の見通しに変更はない
  • 配当は前年度比で7%増配になる。48年連続増配。

株価:134.91(7月13日終値)
2019年度EPS:5.2
2020年度EPS(予):5.34
PER(実):25.94倍
PER(予):25.26倍
過去10年平均PER:19.98

主力はあくまでフード事業

ペプシコと聞くとどのようなイメージをお持ちでしょうか?おそらくペプシコーラではないでしょうか?
もちろんペプシコーラや7upやトロピカーナなどのビバレッジ事業もありますが、実は主力はスナック菓子などのフード事業です。

2019年の売上ではフード事業が54%、ビバレッジ事業が46%です。
日本ではスナック菓子というとカルビーやコイケヤなど国内メーカーが大きなシェアを握っていて、日本独自の商品が主流なのであまりピンとこないのだと思います。ちなみにペプシコとカルビーは業務提携をしていて、カルビーのジャガビーは北米ではペプシコのRufflesブランドの名で販売されています。

今回の決算カンファレンスコールではFrito-Lay(ポテトチップス)、Doritos(ナチョス)やCheetos(コーンスナック)といったスナック菓子の販売が好調だったとのことでした。一方、ビバレッジ部門は前年比で売上減でした。世界中で外出規制がされている中で、スナック菓子は買って家で食べる人が多かった一方、ペプシコーラやトロピカーナ、7upといったビバレッジはスナック菓子と比較すると外出先で飲むというシチュエーションが多いようです。

今回の決算カンファレンスコールではエナジードリンクが紹介されていました。経営陣は今後、Rockstarの販促を図り、成長軌道に乗せたい考えのようです。一方、Vital Pharmaceuticalsという会社から流通委託を受けているBangは流通の拡大を目指すと話していました。
正直、どちらの商品も知らなくて調べてみたところ、かなりアメリカンサイズなエナジードリンクのようです。どちらも日本では未展開の商品です。

エナジードリンクは日本でもおなじみのRedBullとMonsterの二強状態です。Rockstarはシェア3位のようですが、上位2商品に大きく離されての3位です。この先のシェア拡大はなかなか難しい課題だと思います。

Pepsicoは食品メーカーなのでデフェンシブ銘柄です。コロナ禍においてもそこまで大きく売上減にはなっておらず、株価も比較的好調です。48年連続増配の配当貴族でもあります。大きく化けることはないと思いますが、この先も着実に利益を上げ、配当と自社株買いで株主還元をしていくことでしょう。