アメリカ株を始めて初の売却
先日、メタ(META:旧フェイスブック)の保有株式全株を売却しました。

2018年にアメリカ株投資を始めて以来、初めての売却でした。
メタに投資をしたのは2018年11月、平均取得価格は148.51ドルでした。
アップル(AAPL)とともにアメリカ個別株に投資した最初の銘柄なので個人的には思い入れのある銘柄でした。

株価は購入後、順調に上昇を続け、2021年9月には384ドルまで上昇しました。この時点で含み益は150%でした。
今年の年明け以降、株価は急落し、2022年のパフォーマンスは-58%です。昨年あった150%の含み益はほぼ全額吹っ飛びました。
最初にメタの売却を考え始めたのは2021年11月の決算発表の頃です。
過去に自分が何を考えていたのかを探るうえでブログというものは非常に役立ちます。
売却を考え始めたのはメタバースへの巨額投資を行って事業の柱を転換していくという発表がきっかけでした。その後まもなく社名もフェイスブックからメタへと変更されています。
あれからまもなく1年が経とうとしているわけですが、個人的にはいまだにメタバースの具体的な可能性というものを見出せずにいます。
決算記事にリンクがあったメタバースのプレゼンテーションの動画を1年ぶりに見返しましたが、今見ても?が浮かんできてしまいます。
私の投資の基本戦略は長期ホールドです。
基本的には一度買った銘柄は売らない方針ですし、株価が下がれば追加で買い増すことができるような銘柄でなければ買わないように心がけていたつもりです。
今回、メタの株価が急落したのを受けて、買い増しを検討できるレベルにあるかと考えたときに、どうしてもこの銘柄の将来が明るいという確信を持てませんでした。
アメリカの株式市場全体が下落する中、メタよりも投資をしたいと思える銘柄が他にたくさんあります。そういった銘柄に将来的に投資をする原資を確保する意味でも一旦現金に戻しておいたほうが得策なのではないかと考えました。
ドルベースでは149ドルで買って139ドルで売っているわけですから、11株で110ドルほど損したことになりますが、円安のおかげで円ベースでは3万円ほどの利益になりました。
2.5倍になった株価が3万円の利益になってしまったわけですから悔やむ部分もありますが、損をしなかったということで諒としたいと思います。
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