高級会社に高級ブランドの時計、高そうなスーツ
私は子供のころから野球ファンです。
サッカーも小学生の頃は遊びでプレーしていたこともありますし、ワールドカップのときは夜更かしして見てしまいますが、でもやっぱりスポーツの中では野球が一番好きです。
今年の日本シリーズは本当に面白かったですね。ここ数年、一方的なシリーズが続いていたので余計にそう感じるのかもしれません。
毎年、11月以降は家に帰ってきてもプロ野球がないので手持ち無沙汰になります。
そんな子供のころから大の野球ファンの私ですが、野球選手のライフスタイルというか金銭的な価値観にはどうも共感できませんでした。
最近はそうした選手もあまり多くはないですが、私が子供のころはまだ昭和の香りが残っていて、成功したプロ野球選手というと高級外車に乗って、ブランドものの時計をして高そうなスーツを着ているイメージです。
時計もスーツも高いものなのだろうけれど、そういったものを「高いから」という理由だけで選んでいるというのが見え見えなところがどうも好きになれませんでした。見た目もどこか垢抜けないし、ギラギラしている印象が強いです。
中学生のときだったと思いますが、ある有名プロ野球選手がテレビで「子供たちに夢を見させるためにもいい服を着ていい車に乗らないといけない」と言っていたことがあって、こういうものに憧れる子供達がいるのかとちょっとしたショックを受けた記憶があります。
見栄を張ろうとすると出費は嵩む
インターナショナルスクールの教師をやっている友人がいますが、生徒は富裕層の子供達が多く、金銭感覚が違うなと思うことが多々あるようです。
父兄同伴の遠足にいった時、あるお母さんが全身グッチでびっくりしたことがあったそうです。スニーカーまでグッチだったそうで、グッチのスニーカーというものがあること自体知らなくて、あとでネットで値段を調べてみたら9万円代でさらに驚いたらしいです。
高級スニーカーと言われているニューバランスの高級モデルでも3万円代ですから、その約3倍です。履いている本人はどう思って買ったのかはわかりませんが、機能的にニューバランスの3倍の価値があるとは思えません。やはりグッチというブランド代ということだと思います。
昔のプロ野球選手やグッチのスニーカーを履いたお母さんはどこか見栄を張っているように私には見えてしまいます。
見栄を張ろうとすると出費は嵩みます。
わかりやすいのはやはり例に挙げたとおり服と車だと思います。
車は本来移動する手段として使うものですが、その本来の目的のみを考えれば、国産車の何倍もする高級外車に乗る必然性はありません。
ただ、あくまでもこれは私の価値観に照らし合わせるとそう見えるという話です。
高級外車に乗ろうが、高級腕時計を持とうが、それはその人の自由だし、他人が口を出すべきものではないと思います。
価値観はそれぞれですし、どれが正しくてどれが間違っているという類のものではないと思います。
しかし、家族、特にパートナーとなると話は別です。ここの価値観が合わないと大変だと思います。
パートナーを探している人は、外見や性格と同じくらい金銭面での価値観の一致は重視した方がいいと思います。
私は投資の種銭を作るのに過度の節約ということはしていません。よくスーパーをハシゴしたり、バスタブの中にペットボトルを入れたりする節約術が紹介されていることがありますが、ああいった節約はストレスになりそうで私はできないと思います。
しかし、見栄の消費を抑えるだけでも十分節約になると思います。
車は持っていません。必要なときはカーシェアを利用しています。
東京なので車がなくても十分生活していけますが、地方だと車がないと生活に支障をきたす地域もあるかもしれません。そう言った場合でも国産のコンパクトカーにすれば高級車と比べて税金などの出費は抑えられると思います。
着ている服もほぼユニクロです。若いころはおしゃれにも気を使って高い服を買っていたりした時期もありましたが、今はファッション性よりもコスパと機能性重視です。
節約を始めてみようという方は、まず見栄の消費から抑えてみるというのがおすすめです。
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