私が新興国株に投資している理由

私はつみたてNISAを利用しています。1年の限度額は40万円ですが、40万円を以下の3つの金融商品に等分で積み立てています。

  • eMAXIS Slim米国株式(S&P500) +4.45%
  • 楽天・全米株式インデックス・ファンド -2.89%
  • SBI・新興国株式インデックス・ファンド +5.27%

右の数字は2020年6月30日現在のパフォーマンスです。アメリカ株インデックスはプラスですが、新興国株インデックスはマイナス、つまり含み損状態です。

とにかく評判の悪い新興国株

他の投資ブログ等を見ていただければお分かりかと思いますが、新興国株はとにかく評判が悪いです。
理由としては、
・経済が成長するからといって投資リターンが高くなるとは限らない
・成長の罠にハマる恐れが高い
・中所得国の罠という傾向もある
などなど、挙げたら枚挙にいとまがありません。

私はなるべく、投資判断を下すときには数字等の客観的な根拠をもとに論理的に判断を下すよう努めています。
では、なぜ評判の悪い新興国株に投資しているのか。

実はこればっかりは論理的な根拠はありません。半分意地になっていると言われても反論できないと思います。笑
もちろん、巷間言われている新興国株のネガティブな情報は把握しているつもりです。でも最後はこう思ってしまうわけです。

「そんなのやってみなきゃわかんないじゃないか」

これは私が個人投資家だからできることです。機関投資家のファンドマネージャーが顧客に投資している根拠を説明するときに「やってみなきゃわからないから投資してます」なんて言ったら翌日にはクビだと思います。
過去のリターンでは新興国株のリターンは米国株には遠く及びません。しかし、新興国株に関しては過去のパフォーマンスはあまりアテにならないかなとも思います。なぜなら、20年前の中国と今の中国はほとんど別物と言えるほど、経済環境も成長率も違うからです。事実上の共産党の一党独裁という点は変わっていませんが。であれば、過去20年のパフォーマンスとこの先2年のパフォーマンスも変わってくるんじゃないかと思うわけです。もちろんさらに悪いパフォーマンスの可能性もあると思いますが、いいパフォーマンスを残す可能性だってゼロジャないはずです。だから「やってみなきゃわかんないじゃないか」ということです。
ということで、あまり理由になっていないかもしれませんが、新興国株インデックスに積み立てています。

投資しているインデックスファンドの組入銘柄・組入上位国

興味がある方もあまりいないかもしれませんが、私が投資している新興国インデックス投資信託の詳細をみていこうと思います。
以下が組入上位10銘柄です。

やはり中国が多いですね。中国はオワコンだとかこの先の中国経済の見通しは暗いとかいう意見があるのは重々承知しています。
でも何が起こるかわからないでしょ?というのが私の率直な意見です。70年代80年代に誰がソ連が90年代に入った途端に崩壊すると予想できたでしょうか?残念ながらソ連崩壊後のロシアは経済的に長期で低迷していますが、中国がこの先、どうなるかは誰にもわかりません。

今日、中国政府による香港の統制強化を目的とした「香港国家安全維持法案」が中国の国会にあたる全人代で可決されたというニュースがありました。一方、アメリカでは中国企業の米国上場廃止に繋がりうる法案も可決しています。企業に外国政府の管理下にないことを証明することを求めるもので、最悪の場合、組入銘柄上位2つのアリババとテンセントがアメリカ市場から上場廃止になるリスクも出てきました。米中関係はこの先、おそらくギクシャクした関係が続くでしょう。
しかし、私はつみたてNISA利用していますので、基本的には最短でも20年の投資期間を前提に投資しています。20年後、世界がどうなっているかなんて見当もつきませんが、新興国の成長だって(米国株のリターンには及ばないかもしれないけど)それなりのリターンが見込めるのではないかと思っています。

こちらが組入上位国です。
個人的にはリスク分散のためにも台湾やインドへの比率を上げてもらいたいなと思います。

正直、新興国株への投資は私のポートフォリオの中で一番自信がないです。もし新興国株が大暴落して投資信託も繰上償還、大損確定となっていろいろな人に「ざまあみろ」と言われても返す言葉はないと思います。甘んじて損を受け入れるのみです。答えは20年経てばわかります。