最近の株価上昇は本物か?二番底は?

この先株価がどう動くかなんてわからない

私の投資ポリシーのもっとも根本のものとして、

株価予測(予想)をしない

というものがあります。
理由はシンプルで不可能だと思っているから。
特に短期はムリです。

3月に連日、サーキットブレーカーが発動していたときに、2ヶ月という短期でここまで反発することを予想できた人がいたでしょうか?
マーケットは3月22日に底値をつけたあと、急反発して、半値戻しを達成、S&P500は節目の3,000をうかがう展開になっています。
よく、

秋までに二番底を試したあと、年末にかけてふたたび史上最高値を更新する

なんて予測するアナリストがいますが、どうなんでしょう?
それぞれ予測する人にはチャート分析など、根拠があるのかもしれませんが、私は信じてません。
今後の株価の推移は新型コロナの感染状況と、ワクチンや特効薬の開発状況によって変わってくるでしょう。
そんなの投資のプロの証券会社のファンドマネージャーならまだしも、一個人投資家に予測できるわけがありません。見当もつきません。

最近のマーケットが上昇している理由

予測はムリですが、今のマーケットが上がっている理由は推測できます。

ちなみに以前、「株価ニュースの値動き解説はアテにならない!」と書きましたが、これはその日上がった理由、下がった理由は後付けだ、ということであって、1ヶ月〜数ヶ月単位の中期の値動きは理由が推測できると思います。

  1. FRBによる金融緩和
  2. ワクチンや特効薬への期待
  3. リモートワーク関連銘柄への期待

以上の3つが直近約2ヶ月で株価が上がった理由だと思います。
FRBは銀行が持っている国債や住宅ローン担保証券(住宅ローンの債権をまとめて金融商品化したもの)を購入しています。さらに3月中旬以降、社債・コマーシャルペーパー(平たく言えば、企業の債権)を無制限で買いまくっています。航空会社など、今現金不足に陥っている会社は現金調達の手段として社債を発行していますが、FRBが「なんでも買うよ」と表明したことで債権投資家に安心感が広がって、企業は比較的容易に現金調達ができるようになりました。
要するにFRBは銀行を通して、市場にお金をジャブジャブと供給しています。供給されたお金は自然と株式市場にも流れてきますから、株価は当然上がります。
②と③はあくまで期待で買われているだけなので、期待が失望に変われば株価は急落します。実際に失望に変わったとき、二番底を試すという展開になると思いますが、期待がそのまま実現するのか、失望に変わるのかはわかりません。
②のワクチンや特効薬に関しては私はズブの素人なので何もわかりませんが、簡単ではないという意見をよく聞きます。マーケットは少し期待過剰かもしれません。
③に関して、NASDAQはすでに2月の急落前の水準までほぼ戻してきています。

テレワーク関連のIT銘柄は1〜3月期決算でも大きく減益になっているところはありませんでした。こちらはあながち期待先行とは言えないかもしれません。
私個人的にはマイクロソフト(MSFT)が3月に大きく下がったときに買いそびれていて、当分の間は買える水準まで下がってくることはないかもしれません。。。が、辛抱強くウォッチしていきたいと思います。