約1ヶ月半で約+13%の利益
先日、『S&P500とNASDAQ100をショートしてみた』という記事を書きました。
GMOクリック証券のCFDでS&P500とNASDAQ100(正確にはNASDAQ100ミニ)をショートました。
その時の取引概要は以下のとおりです。

8月30日にポジションを建て、9月15日に追加のポジションを建てました。
それぞれS&P500を2枚、NASDAQ100ミニを7枚をショートしました。
CFDなのでレバレッジをかけることもできますが、今回はレバレッジをかけずにポジション相当額を証拠金として入れました。
それぞれ100万円強ずつ、合計で200万円強といったところでしょうか。
約1ヶ月半経ち年初来安値を更新したところで利益確定をしました。

利益は合計で約30万円、利益率では約13%でした。
正直、うまくいきすぎました。自分でも少し驚いています。
私は基本的には長期で買いのポジションをホールドする長期投資を行っています。
2018年にアメリカ株投資を始めましたが、短期でポジションを取ったのは初めてのことです。
ポジションを建てたときの記事にも書きましたが、今回、9月に株価が下落すると思った理由は3つあります。
- 過去の9月のパフォーマンスは1年のうちでもっとも悪い。
- 今年の年初来のパフォーマンスは大幅なマイナスで含み損を抱えている投資家が多い
- 11月に議会選挙が予定されている
9月は決算前で企業による自社株買いがほとんどないことや、四半期末で機関投資家が損出しすることなど、9月に株価が下落するというアノマリーには理由がいくつか考えられますが、特に今年は年初来で大きな含み損を抱えている投資家が少なくなく、8月に株価が上昇したこともあって、それなりに大きな下落になるだろうと踏んでポジションを取るに至りました。
今回は自分なりに自信があったので短期のポジションを取りましたが、今からさらなる下落に賭けるのはかなりリスキーだと思っています。
むしろ、2023年前半にかけてのこの先数ヶ月は、安値を探って長期の買いポジションを模索する時期になると思います。
もちろん、毎月の積み立て投資はマーケットのバリュエーションに関わらず続けています。高くても安くても続けることが積み立て投資の鉄則です。今回はその片手間で短期の取引をやってみたということです。
個人投資家の最大のメリットはポジションを取り続ける必要がないことです。入りたいタイミングが来た時にだけポジションを取ることができます。
今後数ヶ月は、再び本来の投資方針に戻って長期投資に集中していきたいと思います。
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