ペプシコ(PEP)Q4
決算発表 2月11日
【決算概要】
| Q4(前年比) | 市場コンセンサス予想 |
---|---|---|
売上高 | 224.5億ドル(+9%) | 218億ドル |
営業利益率 | 12.6%(-0.5%<-50bps>) | – |
EPS | 1.47ドル(+1%) | 1.46ドル |
| 2020通期(前年比) | 市場コンセンサス予想 |
---|---|---|
売上高 | 703.7億ドル(+5%) | 697億ドル |
営業利益率 | 14.3%(-1.0%<-100bps>) | – |
EPS | 5.52ドル(±0%) | 5.52ドル |
株価:133.87ドル(2月12日終値)
2020年度EPS:5.52ドル
2021年度EPS(予):6.04ドル
PER(実):24.25倍 益回り:4.12%
PER(予):22.16倍 益回り:4.51%
過去10年平均PER:19.04倍 益回り:5.25%
【2021年ガイダンス】
・売上高成長率:1ケタ台半ば
・EPS成長率:1ケタ台後半
・1株4.30ドルへの増配と59億ドルの株主還元を発表。58億ドルを株式配当、1億ドルで自社株買い(実施済み)。
2020年は増収もコロナの影響でEPSは横ばい
2020年は最終的に増収でしたが、コロナの影響もあり、EPSベースでは横ばいでした。
⬆️は2020年のEPSの推移です。青い棒グラフが実績EPS、グレーがコンセンサス予想を表しています。
新型コロナウィルスの影響でレストランが営業停止に追い込まれたり、大きな消費の機会であるプロスポーツの試合が軒並み中止されたりしたことからペプシコーラを中心とするビバレッジ部門はQ1(1-3月期)では大きな影響を受けました。
全体の業績もQ1で大きく落ち込み、その後は回復基調でしたが、今回のQ4はQ3と比較してほぼ横ばいになってしまいました。2021年Q1(1-3月期)も感染拡大が収まっていないので引き続き厳しい数字が予想されています。
今回示された会社側の業績ガイダンスによると、売上高は1ケタ台半ば、EPSは1ケタ台後半の成長率を予想しています。コンセンサス予想EPSの6.04ドルは2020年実績EPSと比較すると約9%の水準なので会社予想とコンセンサス予想はほぼ一致しています。
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