目先1年間の業績見通しは厳しいものに ズーム・ビデオ 決算 Q4

ズーム・ビデオ・コミュニケーションズ(ZM)Q4

決算発表2月28日
【決算概要】

株価:117.23ドル(3月31日終値)
2022年EPS:5.07ドル
2023年EPS(予):3.57ドル
PER(実):23.12倍 益回り:4.32%
PER(予):32.84倍 益回り:3.05%

【2023年Q1ガイダンス】
売上高:10.7億〜10.75億ドル(前年比+11.5〜12.0%)

市場予想:10.7億ドル
EPS:0.86〜0.88ドル(前年比-34.8〜-33.3%) 市場予想:0.87ドル

【2023年ガイダンス】
売上高:45.3億〜45.5億ドル(前年比+10.5〜11.0%)

市場予想:47.1億ドル
EPS:3.45〜3.51ドル(前年比-32.0〜-30.8%)
市場予想:4.40ドル

経済活動正常化で売上高鈍化が顕著に

結果的には売上高、EPSともに市場予想を上回る決算でした。

ただ前提となる市場予想のハードルが決算を経るごとに低くなっている印象です。
これは市場のズームに対する期待感が低くなっているということを意味します。

今回は本決算だったので、2023年の通年の業績ガイダンスが示されました。
売上高は45.3億ドルから45.5億ドルという会社予想になっていますが、これは市場予想の47.1億ドルを大きく下回る数字です。EPSも同様に市場予想よりもかなり弱い会社予想となっています。

株価は2020年10月をピークに下落し続けています。最高値からは4分の1ほどになっています。

取締役会は最大10億ドルの自社株買いを承認しています。


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