GAFAを中心に決算発表ラッシュ
今週は注目の決算発表が相次ぎます。
基本的に良い決算が相次ぐと思います。
私のフォロー銘柄で決算が心許ないのはボーイング(BA)のみです。
まぁ、とは言えボーイングの決算が良くないということはある程度市場も織り込んでいるので、そこまで株価へのインパクトはないかもしれません。ボーイングの業績回復にはワクチン接種が進み、海外旅行需要が戻ってくることが必要条件です。
ハイテク各社は軒並み良好な決算になると思います。もしかすると株価は材料出尽くしで下落するかもしれません。
アマゾン(AMZN)に注目
ハイテク銘柄の中でも個人的に注目しているのはアマゾン(AMZN)です。
パンデミックの影響で世界中で外出自粛が励行されたことから、過去1年のアマゾンの業績は非常に好調でした。今後、ワクチン接種が進み、人々が外へ出る機会が増えることは短期的にはアマゾンにとってネガティブな材料でしょう。
先日、オンライン会議アプリのズーム(ZM)へ新規投資をしましたが、ワクチン接種が進むにつれてズームの株価は軟調に推移しています。
人々がオフィスに戻ってきたことで、一時的にズームを利用する人は減るかもしれません。しかし、リモートワークの利便性に気づいてしまった以上、人々がこの便利なツールを一切放棄してしまうかと言えば、そうはならないと思います。
株価が下落する一方、長期ではズームの成長はまだまだ続いていくと思ったから新規投資に踏み切ったわけです。
さらに先日、決算発表のあったネットフリックス(NFLX)は新規加入者数の伸びが鈍化し、こちらも株価は下落しました。外出自粛の際に恩恵を受けた銘柄の業績に対するネガティブインパクトが出始めています。
今回の決算で顕在化するかどうかはわかりませんが、アマゾンでも今後1年のあいだに同じような動きになるかもしれません。
人々が外へ出るようになれば、アマゾンの利用者は一時的に減るでしょう。アマゾンプライムを解約する人も出てくるかもしれません。そういった流れを嫌気して株価が一時的に下落するということは十分に考えられる展開だと思います。
では、まったく人々がアマゾンの利用をやめてしまうかといえば、そんなことは決してないでしょう。長期ではまだまだ成長していく会社だと思います。
ただ、ネットフリックスやズームと違ってアマゾンにはEコマース事業や動画配信事業のほかに、もうひとつの大きな収益の柱としてクラウド事業があります。クラウドはEコマースや動画配信ほどには経済活動正常化の影響を受けづらいかもしれません。
アマゾンはネットフリックスやズームほどは売り込まれない可能性もあります。
この先1年程度はアマゾンの決算に注目していきたいと思っています。
4月26日(月)
テスラ(TSLA)
4月27日(火)
アルファベット(GOOGL、GOOG)
マイクロソフト(MSFT)
ビザ(V)
スリーエム(MMM)
4月28日(水)
ボーイング(BA)
アップル(AAPL)
フェイスブック(FB)
4月29日(木)
マクドナルド(MCD)
アマゾン・ドットコム( AMZN)
メルク(MRK)
ツイッター(TWTR)
ブリストル・マイヤーズ(BMY)
マスターカード(MA)
4月30日(金)
アッヴィ(ABBV)
エクソン・モービル(XOM)
シェブロン(CVX)
5月1日(土)
バークシャー・ハサウェイ(BRK.B)
※太字は私がウォッチしている銘柄です。リンクで前回の決算記事に飛びます。
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